iPhoneを出さなくても通知が見られたり、決済ができたり、とても便利なものなので、アップルウォッチを使っている人が増えてきていますよね。
「自分もアップルウォッチを買いたいと思っているけれど、種類がイマイチよくわからない…」と思っている方は多いのではないでしょうか。
アップルウォッチは現在販売されているものが3種類あります。
今回は3種類のアップルウォッチの機種の違いについて紹介をします。
現在販売されているアップルウォッチ
現在販売されているアップルウォッチは大きく分けると3種類あります。
Series 7、SE、Series 3という3種類です。
3種類の中にもサイズや通信方法の違いがあるので、ひとつずつ見ていくと多くの種類があります。
まずは機種別の比較をみていきましょう!
比較項目 | Series7 | SE | Series3 |
サイズ | 45mmまたは41mmの ケースサイズ |
44mmまたは40mmの ケースサイズ |
42mmまたは38mmの ケースサイズ |
ディスプレイ | 常時表示 | 手首をあげると表示 | 手首をあげると表示 |
耐水性能 | 50m(泳げる耐水性能) | 50m(泳げる耐水性能) | 50m(泳げる耐水性能) |
血中酸素ウェルネスアプリ | ○ | × | × |
心電図アプリ | ○ | × | × |
高心拍数等の通知 | ○ | ○ | ○ |
緊急SOS | ○ | ○ | ○ |
海外における緊急通報 | ○ | ○ | × |
転倒検出 | ○ | ○ | × |
コンパス | ○ | ○ | × |
携帯電話通信機能 | ○ | ○ | × |
バッテリー最大持続時間 | 18時間 | 18時間 | 18時間 |
素材 | アルミニウム ステンレススチール チタニウム |
アルミニウム | アルミニウム |
機能はSries7が一番充実しています。
Series 7
より見やすく。より使いやすく。
大きくなったディスプレイが、毎日のあらゆる体験を進化させます。
Apple Watch史上、最大かつ最高のアイデア。
それが、Apple Watch Series 7です。
引用:Apple公式サイト
他の機種にはない、血中酸素ウェルネスアプリや心電図アプリが入っており、健康管理に非常に役立ちます。
素材として他の機種にはない「ステンレススチール」と「チタニウム」がありますが、この2つはセルラーモデルでないと選べない素材ですのでご注意ください。
SE
いつも大切な人や情報とつながり、アクティブに活躍し、健康と安全を守るためのパワフルな機能。
体のあらゆる動きを記録し、お気に入りのワークアウトを測定するための先進的なセンサー。
iPhoneを置いて出かけられるCellularモデルもラインナップ1。それがApple Watch SEです。
たくさんの魅力を、たくさんの腕に届けます。
引用:Apple公式サイト
Series7のように、血中酸素ウェルネスアプリ等はないものの、転倒検出機能や海外における緊急通報の機能が搭載されています。
Series7に比べて値段はお手頃で、機能も充実している機種です。
Series3
様々なフィットネス、健康、つながるための機能を備えたApple Watch
です。 引用:Apple公式サイト
現在販売されている機種の中で一番値段の安い機種です。
あまり多くの機能は求めないけど、アップルウォッチを使ってみたいという方にはおすすめです。
サイズの違い
シリーズ名 | サイズ(2種展開) |
Series7 | 45mm 41mm |
SE | 44mm 40mm |
Series3 | 42mm 38mm |
それぞれの機種ごとに、2つずつのサイズがあります。
このサイズはアップルウォッチの縦の長さですが、サイズによって横幅も変わるので、自分の腕に合わせてみて好みの方を選ぶようにしましょう。
大きい方がディスプレイも若干大きくなるので、画面を使った操作をよくするということであれば大きい方が使いやすいです。
また、男性でも小さいサイズを選ぶ方も多く、サイズ選びに関しては自由の幅があります。
通信方法の違い
Series7とSEには「GPSモデル」と「GPS+Cellular(セルラー)」という2種類があります。
Series3には「GPSモデル」の1種類のみです。
「GPSモデル」と「GPS+Cellular」の違いは、iPhoneが近くになければ通信できないか、iPhoneが近くになくても通信できるかという違いです。
GPSモデルとは
GPSモデルは、iPhoneが近くにないと通信ができません。
ただし、GPS機能はついているので、iPhoneを持たずにアップルウォッチだけをつけてウォーキングなどをした場合でも、ルートの記録はできます。
また、アップルウォッチがWi-Fiにつながっていれば、iPhoneがなくても通信機能を使うことができます。
GPS+Cellularモデルとは
GPS+Cellularモデルでは、iPhoneが近くになくても、アップルウォッチだけで通信ができます。
ダウンロードが完了していない音楽を聞きたい、iPhoneを持っていなくても通知を受け取りたいということがあればセルラーモデルが便利ですね。
iPhoneなしに通信をしようとすると、携帯とは別に通信事業者との契約が必要です。
アップルウォッチで通信がないとできないこと
- 通知を受け取る
- 電話をかける(電話に出る)
- ストリーミングで(ダウンロードしていない)音楽を聴く
- 走りながらラジオやPodcastを聴く
- Suicaにチャージする
- 天気を確認する
ちょっと出かける時でも、iPhoneを持って出なくとも電話に出られたり、通知を確認したりできるので、できればiPhoneを持ち歩きたくないという方にはセルラーモデルがおすすめです。
アップルウォッチで通信がなくてもできること
- ワークアウトの記録(ウォーキングの時のルートや時間などの記録)
- ApplePayでの買い物(IDやQUICPay)
- Suicaで改札を通る
- ダウンロードした音楽を聴く
通信がなくてもアップルウォッチでできることは多くあります。
ワークアウトの記録や買い物ができれば、電話や通知の確認ができなくても充分ということであれば、GPSモデルでもストレスなく使うことができます。
まとめ|アップルウォッチの機種の違いは?
現在販売されているアップルウォッチの種類はSeries7、SE、Series3の3種類です。
Series7が一番多くの機能を搭載しており、Series3が一番安価。SEは両者の中間的な機能・価格帯です。
また、各機種がおすすめな方についてもあらためてご紹介します。
【Series7がおすすめな方】
- とにかく高スペックな機種を使いたい
- 血中酸素ウェルネスアプリや心電図アプリが入っていてほしい
- 画面は常時表示していてほしい
【SEがおすすめな方】
- 高スペックな物は使いこなせない
- CMで見るような転倒検出機能は欲しい
- 初めて使ってみる
【Series3がおすすめな方】
- あまり機能はいらない
- とにかく安くアップルウォッチを試してみたい
それぞれの機種の中でもサイズが2種類ずつあり、さらにその中で、Series7とSEには「GPSモデル」と「GPS+Cellularモデル」があります。
また、通信を必要とする「電話に出る」「通知を確認する」をiPhoneなしでも行いたい方は「GPS+Cellularモデル」がおすすめ。
通信を必要としない「ダウンロード済みの音楽を聴く」「ワークアウトを記録する」というような機能があれば良いという方は「GPSモデル」で充分満足できます。
今回の記事が「機種や違いが多くてどれを買えば良いかわからない」と悩んでいた方の参考になれば幸いです。
アップルウォッチについては、他にもできることが21個あります。
別記事にて各機能の詳細まで紹介しているので、現在アップルウォッチが気になっている方には必見の記事となります。